今フルサイズセンサーを搭載したミラーレスカメラが熱い!!という事で欲しくなったら手に入るまで食い付く私。

  • ソニー α7iii,α7Riii
  • ニコン Z6,7
  • キヤノン EOS R

2018年9月現在、上記3社5機種で迷われてる方も多いのではないでしょうか??

私もその中の1人です。

タイトルにある通り、結果としてα7iiiをチョイスした訳ですが、なぜα7iiiに行き着いたかを今日は記事にしたいと思います。最後まで見てくれたらめっちゃ嬉しいデーース。

私のカメラ歴

補足なぜカメラ初心者の私がいきなりフルサイズミラーレスに手を出したのか?ちょっと長いので興味がない方は飛ばしちゃってください。

私が初めて購入したカメラはディズニーランドでキャラクターを撮るために購入したキヤノンの KISS x4望遠キットレンズでした。

ディズニーランドとディズニーシーの共通パスポートを持っていた為、年パスがあるなら良いカメラを買わなきゃいけないという謎の義務感に襲われて購入。

しかし下手な写真を撮るよりもネットで同じような構図なのに綺麗な写真を観ると重くて持ち出す事を辞めてしまいました。もともと写真を撮る事自体好きじゃありませんでした。今も実家に置いたままです。

次にカメラが楽しいと思うキッカケはSNSでした。Rettyというグルメサイトにテーブルフォトを投稿していたら1件につきいいねが100件以上付くようになりフォロワー数も約5,000人にまで増えた事で承認欲求が満たしに満たされまくっていました。

スマホじゃボケ感が出しにくかったりもっと綺麗な写真を撮って承認欲求をより満たす為に高級コンデジと呼ばれる層のRICOH GRIIというAPS-Cセンサーを積んだコンデジを購入しました。

スマホよりも綺麗な写真を撮ることはできるようになりましたが、今までスマホで撮ってSNSにあげるという2ステップがコンデジからSNSに投稿となると撮ってスマホに送って加工してSNSに投稿と4ステップになってしまいSNSへの投稿は激減。

代わりにISO,シャッタースピード,絞りの関係性で撮れる写真の幅がグーーーンと広がった事で風景やポートレートに目覚めた今現在。

三脚など大掛かりな機材を使いたいと言う訳ではありませんが、レンズ交換できて手持ちでISOをかなり上げても使える写真という事で高級なボディが欲しくなり今に至ります。

NIKON Z6 , CANON EOS Rとの比較

さてさてさーて。本題。

私にはポートレート風景という撮りたい対象が明確にあります。
この点を踏まえた上で検討した結果がα7iiiになりました。

なぜカメラのトップシェアであるキヤノンやニコンではなく、ソニーのα7iiiに行き着いたかを初心者なりに解釈して選んだのかをブログに記しておきます。

同じようにフルサイズミラーレスデビューで悩んでる人がいれば参考にして見てください。

瞳オートフォーカスの有無

ポートレート(人物撮り)を撮る上でもっとも重要なのは画質でも構図でもなく、しっかり瞳にピントが合っているかが重要ではないでしょうか。

集合写真のようにこっちを向いてピースをしているような被写体であれば瞳にピントを合わせる事はできますが、私が撮りたいのはそんな写真ではなく被写体が生き生きしてる自然な姿です。動き回る子供や犬を撮影するならなおさら必要な話。

そうなると私のような初心者ではどう考えてもミスショット連発で使い物にならない写真を量産してしまいますので高度な瞳オートフォーカスを搭載した機種が絶対条件でした。

瞳オートフォーカス
ソニー α7iii
ソニー α7Riii
ニコン Z6 ×
ニコン Z7 ×
キヤノン EOS R

ソニーのα7シリーズは発売から半年以上経っているという事もありレビュー動画なども大量に出回っており制度の高い瞳オートフォーカスが搭載されています。

Z6,Z7に関しては瞳オートフォーカスは無し。もうこの時点で候補から外れたのが正直な感想。

はスペック上では瞳オートフォーカスは搭載されていますがこれが。EOS Rの瞳オートフォーカスが使えるのはシングルAFのみなのです。

どういう事かというと一度瞳を検出すると追尾するC-AF時には瞳オートフォーカスが使えません。
つまり動きのある被写体(ダンスやモデルを自由に動かして撮影)の撮影にEOS Rは向いていません。

この動画のようにシャッターを半押した場合に瞳にフォーカスする事はできますが、ピントが合った状態から少しでも前後に動かれるとピンボケした写真になってしまいます。

私の認識が甘かったらごめんなさい。でももしそうなら瞳オートフォーカス搭載の機種を買ったのに「えっ。えっ」ってなります。

レンズの先進性

ソニーのαシリーズはFEマウント、ニコンのZ6,Z7はZマウント、キヤノンのEOS RはRFマウントとどのメーカーも新しいマウントです。

その中でもフルサイズミラーレスを先行しているソニーのFEマウントが一番レンズのラインナップが充実しています。
またマウント情報を開示してシグマやタムロンといったサードパーティー製で性能が良くて安いレンズが作れるというのも大きなポイント。

庶民にはありがたい。

ZマウントとRFマウントに関してはまだ純正品も発売されておらず、かなり高価な価格になっていてとても平社員では手が出ませんが、マウント径が大きいという事で標準レンズでF/2通しのレンズなど今まで作れなかった明るいレンズがいきなり発売されるので5年後はどうなっているか分かりません。

2018年現在は成熟し始めたソニーを選ぶべきだと判断しました。

高感度撮影における有利

解像度が高ければ高いほど写真は細かいところまで描写してくれますが、ISOを上げすぎると暗い写真になってしまいます。

画素数
ソニー α7iii 2,420万画素
ソニー α7Riii 4,240万画素
ニコン Z6 2,450万画素
ニコン Z7 4,575万画素
キヤノン EOS R 3,030万画素

画素数って初心者からすると高ければ高いほど良いって思いがちだけどそうじゃない。

簡単に説明すると薄い白いカーテンと厚いカーテンと一緒で網目が大きいと光を取り込みやすくて明るい写真になる。逆に網目が細かいと光が取り込みにくいけど高精細な写真が撮れるってプロカメラマンユーチューバーが言ってて「分かりやす!」とオモタ。

つまり初心者が暗い場所で写真撮るならISO上げて明るい写真を撮った方が写真の命中率を上げられるんじゃないかな。

人気カメラユーチューバーが利用している

α7Riii発売からサンセットスタジオさんやイルコさんといったプロカメラマンでユーチューバーをしている人がニコンやキヤノンからソニーに乗り換える人が大発生している。

Z6,Z7,EOS Rはまだ未発売だから情報がなく最新機種という事でワクワクする反面、α7シリーズと比較すると大きな違いもなく調べれば調べるほど知りたい情報をネットで探す事ができるので安心して購入に踏み切れた。

ニコン、キヤノンは今買うタイミングではない。最低でも発売されて沢山のレビューを待った方が吉ではないだろうか。

α7iiiを選んで不安なポイント

α7シリーズ最高!!とか思いつつ不安材料もある。

CANONとNIKONの追い上げ

カメラのトップシェアを走るキヤノンとニコン。

数年ブルーオーシャンで一人で走ってたソニーですが、ニコンやキヤノンのマウント径の大きさによるレンズの高性能化が気になる所。

数年は純正の超高級レンズしかないかもしれませんが、3年後・5年後にはソニーとの差は間違いなく詰められてるでしょう。

とはいうものの2018年9月現在はやっぱりコスパ的にもレンズの量にしてもソニーが何枚か上手に感じる。
Fマウントのレンズ等資産をお持ちの方であれば今ならEOS RやZ6等を購入して操作に慣れておくのもありだとは思いますが、コンデジしか持ってない私がいきなり何十万もする標準レンズを購入する勇気はない。

EVFや背面モニター画素数の低さ

撮って背面モニターで確認する時のモニターがショボいとテンション下がりますよね。

そうα7iiiだけ背面モニターの画素数が100万以下なんです。

背面モニタ(ドット) EVF(ドット)
ソニー α7iii 92万 236万
ソニー α7Riii 144万 369万
ニコン Z6 210万 369万
ニコン Z7 210万 369万
キヤノン EOS R 210万 369万

α7iiiのみ圧倒的に数値が低くて悲しくなりますが、そこは割り切って出てきた写真をパソコンやスマホで見る楽しみにとっておこうという次第です。

でもドット数が倍違うんですよね。

本当全部盛りされて価格が手頃な機種がないから悩みますよね。悩むのも楽しいですがw

正直どれを買ってもカメラマンの腕次第

私がαシリーズ、Zシリーズ、EOS Rのどの機種を持ってもそこまで大きな違いはないでしょう。

瞳オートフォーカスがあれば命中率は上がるかもしれませんが、カメラマンとしてのスキルが上がるのは瞳オートフォーカスがないZシリーズを使った方が上がるかもしれませんし。

きっと全ての機種を触った上で一番持ってテンションの上がる機種を買うのが良いでしょう。

あとは重いけどちゃんと持ち出す事。これが一番大事w

ZシリーズとEOS R発表後に毎日渋谷のビッグカメラに通いつめて決めたα7iii。ソニーストアで注文して現在「入荷次第発送」のステータス。一体いつ来るのか。。楽しみです。

a7iii