ついに全国同時上映されたパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズの最新作『最後の海賊』を上映日に見てきました。
パイレーツ・オブ・カリビアンシリーズはもうアラサーの私が10代の頃にスタートした作品で回を重ねるごとに登場人物が増え、シリーズを何度も観ている人しか分からないような演出も多く、ファンにはたまらない作品となっています。
今回の『最後の海賊』は、10年間のうち1日しか陸に上がれない呪いをかけられた父親であるウィル・ターナーの呪いを解く為に息子であるヘンリーがキャプテン・ジャック・スパロウと共にポセイドンの槍を探す物語。
しかし!!!!!!!
その中でも初代パイレーツ・オブ・カリビアン 呪われた海賊たちで敵役として登場した『キャプテン・バルボッサ』ファンである私は呪いなんてどうでも良いくらいにバルボッサが輝いていたので、今回はキャプテン・バルボッサの魅力を中心にネタバレありでパイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊の感想をお伝えしていきたいと思います。
サクッと読むための目次
パイレーツ・オブ・カリビアン 最後の海賊の見所
『あーワクワクが止まらねぇ。』
いきなりウィル・ターナーが息子と再開
始まりはヘンリー(息子)がボートに石を積み込んで、足にくくりつけ海底に沈んでいくところから始まります。
石に繋がれたヘンリーが沈んでいくとそこには、父親が船長を務めるフライングダッチマン(船)が。
船は沈んだり浮上したり自由。
まぁ細かい事は気にしちゃダメ。
ヘンリーは父親を絶対に自由にすると誓い、時は流れて9年後へ。
女性天文学者カリーナ・スミスとの出会い
今回のヒロインである天文学者のカリーナ。この女ただの女じゃなかった・・・。
持ち前の度胸と頭の良さで親が残したポセイドンの槍の地図を解読している所、ヘンリーと出会い同じ目的がある事を知る。
この時は、
くらいにしか思っていなかった。
今回の宿敵サラザールとバルボッサ
バルボッサは海賊として大成していた事に違和感。小汚い格好でりんごを頬張って果汁をダラダラと垂れ流す海賊らしさが失われていてショック。
サラザールはゴーストなので、物理攻撃が効かない。いわば無敵なのでいくらバルボッサが強くても倒すことができず、下手にでるバルボッサ様に拳を強く握り込んでしまった。
バルボッサの真骨頂、手のひら返し
サラザールの手下と化したバルボッサは、ジャック・スパロウを追い詰めるとサラザールを残し陸へ上陸。
するとバルボッサはジャックと結託し、ポセイドンの槍を使ってサラザールを倒す計画を持ちかける。
旅をしてる間に発覚する親子関係
今回のヒロインであるカリーナとバルボッサが親子である事が発覚。
まさかのバルボッサ絡みの話になるとは全く思っていなかったので大興奮。
今までマストに縛り上げてたのに舵を任せ親バカ全開にw
それにしてもこの二人、似てない。ウィル・ターナーの呪いを解く話が一気にどうでもよくなった。
キャプテン・ジャック・スパロウ誕生の回想
ジャックはワンピースのルフィーとは違い、いきなり海賊の船長になった訳ではない。
そのきっかけが、最強の戦艦だった生前のサラザールの船をジャックの機転を利かせた作戦で沈めた事にあった。
今回のジャック・スパロウはあまりハッチャケていなかったので、昔の回想シーンで若々しい痛い青年のジャックが見れた事で欲求が満たされた。
娘を守るバルボッサの親心
映画も終盤。サラザールがバルボッサの娘カリーナを手にかけようとするとバルボッサは自分の身を顧みずサラザールを道連れに海の藻屑になる事を選んだ。
パイレーツ・オブ・カリビアンは、基本的に死んでも生き返るし呪いや魔法のようなファンタジー要素も混ざってるのだが、正直こんな感動的な死に方をしたらもうバルボッサが蘇る事がない、つまりもうパイレーツ・オブ・カリビアン作品には登場しないという悲しさから涙が溢れた。
最後にバルボッサが死ぬ前に父親だと気づいたカリーナが一言『私はバルボッサよ。』
めっちゃ萎えるw
パイレーツオブカリビアン バルボッサファンなら神回の『最後の海賊』
基本的にシリーズ作品を見ておかないと楽しめないし、話がよくわからない。
シリーズ作品をくまなく見てるファン且つバルボッサファンならいろんなバルボッサを楽しめる神回である事は間違いない。
- お偉いブルジョワ海賊のバルボッサ
- 無敵の海賊に媚びを売るバルボッサ
- 速攻で手のひらを返すバルボッサ
- 親としてのバルボッサ
もう途中からウィル・ターナーの陸に上がれない呪いなんてどうでもよくて、ひたすらに『バルボッサ、、娘を守って死ぬなヨーーーー』という願いも虚しく海の藻屑になってしまった。
大ファンだけど、感動的な死に方をしてしまったのでもう蘇らないで欲しいという複雑な心境。
さて、歴代のパイレーツオブカリビアンシリーズでバルボッサ様の活躍を見るとするか。