『名探偵コナン から紅のラブレター』はアラサー男子に刺さるのか

コナン から紅のラブレター
この記事を2行にまとめると

  1. 映画「名探偵コナン から紅のラブレター」の概要
  2. 30歳アニオタでもない男性の感想

コナン大好き!という訳ではない馬小屋(@umagoya_xyz)です。

30歳の私が小学校の頃からアニメで毎週放映され、コナンの世界ではまだ1年も経っていないという問題作。

大人になるにつれてアニメも観なくコナンから離れていましたが、現在同棲している彼女が大の名探偵コナンファン。Huluに契約している私は800話近い本編、そして現在配信されている名探偵コナンの映画シリーズ21作品を全て閲覧しました。

原作者である青山剛昌先生に年賀状を送ると律儀に広告付きですがサイン入りのハガキを返してくれるというファンサービスもあり、私もコナンファンになりつつあります。

コナンファンは意外にも女性ファンが多く、ミステリーというよりはラブコメやBL的要素で人気を博しているらしい。普通、新一・蘭や平次・和葉の恋模様が気になる所だが私の彼女は将棋の棋士である秀吉とミニパト婦警である由美のファン。誰だそれ。


▲この人でした。由美たん可愛ゆす。

そんな中、から紅のラブレターでフィーチャーされたカップルは、工藤新一をライバル視しつつも良き仲間として関西で活躍する探偵である服部平次と幼馴染で合気道二段の遠山和葉。

黒ずくめの組織関係者が多く出演した2016年の映画「名探偵コナン 純黒の悪夢」は名探偵コナンの大筋である工藤新一を幼児化させた黒の組織メンバーがこぞって出演しており、とても面白い映画だったので今回はラブコメという事もあり、あまり期待していない。

果たしてラブコメメインのCMを打っている「から紅のラブレター」はアラサー男子のツボに入るのだろうか。

予告編から得られる情報

から紅のラブレターのポイント

  • 舞台は関西
  • 大阪と京都で事件があり、その事件の間で繋がりがある事
  • 百人一首に擬えた複雑に絡み合っていく謎
  • 服部平次の幼い頃の約束(婚約)
  • 平次を取り合う新キャラと和葉
  • 古の歌に隠された真実が1000年の時を越え暴かれる

服部平次メインのストーリー

今回の映画は服部平次を主軸に描かれたラブコメメインのストーリー。2010年に上映された「名探偵コナン 天空の難破船(ロストシップ)」以来のラブコメらしい。

・・・

・・・。

って事は黒の組織が登場する可能性が極めて低い!!!!!天空の難破船(ロストシップ)は、怪盗キッドの登場はありましたが今回は黒の組織は愚か、怪盗キッドも登場しなそうな雰囲気である。ムムム。

見所は平次を奪い合う女の戦い

これに尽きるでしょう。予告の段階で事件の情報が一切ないのだもんw
女の戦いといってもリアルにありそうなゲスくてドロドロした戦いは期待できず、ピュアピュアな戦いである事は明確である。

映画やゴールデンタイムなら仕方がないけど、深夜のスピンオフでヤッたヤらない、浮気したしないくらいのネタがあっても面白いと思うんだけど、コナンのイメージ崩れるか。

そういえば名探偵コナンってあまり恋敵って登場しないんですよね。

名探偵コナン カップルリスト

  • 工藤新一 x 毛利蘭(高校生)
  • 服部平次 x 東山和葉(高校生)
  • 京極真 × 鈴木園子(大学生と高校生)
  • 高木渉 x 佐藤美和子(警察)
  • 千葉和伸 x 三池苗子(警察)
  • 大和敢助 × 上原由衣(警察)
  • 目暮十三 × 目暮みどり(警察と元ヤン)
  • 白鳥任三郎 x 小林澄子(警察と小学校の先生)
  • 羽田秀吉 x 宮本由美(プロ棋士と警察)
  • 赤井秀一 × 宮野明美(FBIと黒の組織)

あ・・・。

コナンの同級生の歩ちゃんを光彦と元太が取り合ってるか。でも題材として取り上げるには漫画やアニメの一話分くらいが限界か。

和葉のライバルは、今後の原作にも大きな影響あり

大阪や京都を舞台にして、百人一首が絡む事件に江戸川コナンと服部平次が挑むというのが主な内容で、本作に登場する「自称・平次の婚約者」こと大岡紅葉は、今後の原作にも大きな影響をおよぼすという。
引用:Wikipedia

今回初登場となる自称・平次の婚約者である「大岡紅葉」は、から紅のラブレター限定の登場ではなく、現在進行中の本編にも影響を及ぼす重要なキャラクターという事がWikipediaに綴られていました。

個人的には服部平次はサブキャラクター。原作でもちょいちょい出てくるドラゴンボールで言えばベジータのような存在。どうせなら蘭の事Loveな同級生が登場した方が個人的には盛り上がる。

目暮警部が出演しない

これまで全ての劇場版に登場していた目暮警部が初めて登場しない作品であり、目暮の部下である警視庁捜査一課の刑事たち(高木渉、佐藤美和子、白鳥任三郎、千葉和伸)も登場せず、本作で起こる事件は大阪府警と京都府警の共同管轄となっている[注 4]。このため京都府警の綾小路文麿も3年ぶりに登場した。
引用:Wikipedia

関西圏を舞台としたコナン映画は何作品か放映されましたが、全て関東の事件が関係するものばかりでした。
今回は完全に関東圏だけの事件となるようです。

コナン映画と言えば阿笠博士のクイズ

声優
関西が舞台の映画なので、少年探偵団や阿笠博士は登場しないのかとヒヤヒヤしていましたが、スタッフ一覧に声優リストが公開されていました。

阿笠博士のクイズ無くしてはコナン映画ではありません。

実際にから紅のラブレターを観た感想

という訳で、上映初日にららぽーと豊洲のユナイテッド・シネマのレイトショーで「名探偵コナン から紅のラブレター」を観てきました。

ネット予約

ネット予約済みなので、発券機にてチケットを発券。ポイントが溜まっていたので二人で1,000円。やっす。

ポップコーンとビールを購入して着席。

ビール

以下、少しネタバレしているので閲覧注意

「名探偵コナン から紅のラブレター」を観たアラサーの感想

予告で謳っているラブコメ要素はさほど強くない。大阪と京都の嵐山を舞台とし、こちらは予告通り服部平次メインの話で普通にコナンの映画としては面白い。

映画限定ではないとされる初登場の紅葉ちゃんは巨乳キャラ。和葉同様サバサバしてるけどツンデレ要素もあってキャラ被りしてる印象。金持ちなので園子的な要素も有り。

黒の組織や怪盗キッド、FBIなどの強キャラの登場は一切なく、コナン達とワクワクするようなアクションシーンや対決シーンはあまりない。

正直来年の金曜ロードショー待ちでも良かったかな。

一番の収穫は最後の最後の重要なお知らせ。一番ワクつきました。コナンファンはお楽しみに。

コナン から紅のラブレター

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