今年で30歳になる私は、ファミコン⇒スーパーファミコン⇒Nintendo 64、PlayStationと目まぐるしい進化を成長と共にリアルタイムで感じる事が出来た世代です。
大人になるにつれて、グラフィックもリアルになり迫力のある音楽でまるでげームではなく映画のような作品も増えていきました。内容も濃く必死でやり込まないと全クリ(全面クリア)できないようなゲームが多く、いつしかゲームが娯楽ではなく作業になるようになってしまいました。
制作者の意図したストーリーに沿って進める自由度の無さ、黙々と同じ敵を倒して経験値を得るレベル上げ。
社会に出て、限られた自分の時間の中で捻出するものではないなと思ってしまった私。
思い返すとテレビゲームの思い出の中で、間違いなく一番楽しかったのは友達と集まってワイワイゲームをしていた小学生・中学生時代。
小学生の頃は、カービィボウルやドカポンで妨害した友達と喧嘩をし、中学生の頃はスマッシュブラザーズや007で集中狙いして嫌がらせをしながらも盛り上がってた記憶が鮮明に残っています。
今はネットで繋がってればリアルタイムで対戦や協力プレイができるので、昔に比べて集まって遊ぶという機会が圧倒的に減っています。
それはとても寂しい事。まだゲーム機で利用するネットワークが整備されていない頃は、友人の家に集まってモンスターハンターをプレイするのが日課だった頃が懐かしいです。
そんな中2016年11月10日に、『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』なるファミコンのゲームソフト30作品が内蔵されたガジェットが発売されました。
ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータはネットワーク対戦機能は当然なく、テレビに繋げばすぐにファミリーコンピューター時代の人気ゲーム30作品が遊べるという商品。
『昔のゲームを寄せ集めただけの商品なんて売れないでしょ』と思っていましたが、予想以上の大ヒットで発売から2ヶ月経過した2017年1月末の時点でも入手困難な状況が続いているようです。
サクッと読むための目次
フォルムはファミコンそのもの
懐かしさで嬉しさすら感じるそのフォルム。
ファミコンよりも小型でコントローラーも二つ、すぐに遊べる30作品内蔵のボリュームで\5,980(税別)。
『ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ』は本日(11/10)発売です。
ファミコンが手のひらサイズで"再"登場。
付属のHDMIケーブルでテレビとつなぐだけの簡単接続。
懐かしのファミコンソフトを30タイトル収録。
※店舗によっては予約完売している場合もございます。 pic.twitter.com/9tjOhpt31l— ゲームアーク (@game_arc) 2016年11月10日
必要なのはテレビだけ。買ったら即遊べる手軽さ
HDMIポートとUSBポートが付いてるテレビであれば、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータを付属のケーブル(HDMIとUSB)で接続すればすぐに遊べる手軽さ。
大きさもスマホを少し厚くした位の大きさで持ち運びも楽々です。
友人の家に遊びに行くときに鞄の中に忍ばせておけるので、こっそり持っていくと確実に盛り上がります。
ボリュームたっぷりの30作品
従来のゲーム機は、ゲームソフトをゲーム機にセットして使用しますが、ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータはゲームソフトが内蔵されているのでソフトを持ち運ぶ必要がありません。
その数なんと30作品、当時のカセット代で換算すると数十万円の価値はありそう。
人気のマリオシリーズは6作品。カービィやゼルダの伝説、ロックマン、魔界村、メトロイドなど人気のゲームを中心に構成されています。
- スーパーマリオブラザーズ(任天堂)
- アイスクライマー(任天堂)
- スーパーマリオUSA(任天堂)
- マリオオープンゴルフ(任天堂)
- ダブルドラゴンII ザ・リベンジ(テクノスジャパン)
- アトランチスの謎(サンソフト)
- イー・アル・カンフー(KONAMI)
- エキサイトバイク(任天堂)
- ギャラガ(ナムコ)
- メトロイド(任天堂)
- ゼルダの伝説(任天堂)
- スーパー魂斗羅(KONAMI)
- スーパーマリオブラザーズ3(任天堂)
- マリオブラザーズ(任天堂)
- ソロモンの鍵(テクモ)
- 魔界村(カプコン)
- 悪魔城ドラキュラ(KONAMI)
- ドンキーコング(任天堂)
- リンクの冒険(任天堂)
- グラディウス(KONAMI)
- ダウンタウン熱血行進曲それゆけ大運動会(テクノスジャパン)
- ドクターマリオ(任天堂)
- つっぱり大相撲(テクノ)
- 星のカービィ夢の泉の物語(任天堂)
- ロックマン2 Dr.ワイリーの謎(カプコン)
- パックマン(ナムコ)
- バルーンファイト(任天堂)
- ダウンタウン熱血物語(テクノスジャパン)
- ファイナルファンタジーIII(スクウェア)
- 忍者龍剣伝(テクモ)
「ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ」という随分と長い名前の新商品だが、気づいたら配達されてたんで開封して接続中です。 pic.twitter.com/bdbXX44yKj
— ひでさん (@hidesu7777) 2016年11月10日
懐かしさ全開!盛り上がる事間違いなしのニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ
このフォルムを見るだけで楽しかった思い出が蘇るニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピュータ。
息抜き程度に遊ぶことができる昔ながらのシンプルなゲームは、30代~40代を中心にいつまでも色褪せない懐かしさと面白さがある商品です。